9/14/2011

Muhammad君



























「日本人が泊まっているって聞いて、是非話をしてみたいと思ったんだ。」

そう言いながら突然宿の部屋を訪ねてきたMuhammad君。

そこは、旅行者も殆どおらず、英語が通じる人も少ないシリアのとある都市。
突然の訪問に驚いたけれど、既にシリアの人々の親切さを理解していたのと
言葉の通じる現地人がいた事がうれしかったのもあり、話を聞いてみる事にした。

一緒に水タバコを吸いに行き、
彼の通う大学を案内してもらい、
小旅行にも同行してくれた。

とてもいい奴だった。

彼とは沢山話をしたけれど、一番印象に残ったのは
日本の自衛隊と、兵役義務が無い事に対して問いかけられた一言。

「どうして日本人は己の国を守る為に戦わないんだ……?」





戦争なんてまっぴらだ
国境なんて要らない
自由と平等
LOVE&PEACE

理想の極み。

しかし、全ての人が純粋に
それを追い求めない限り
それは理想でしかない。

もはやほとんどの世代が
戦後の極端な教育を受けている今、
到底想像出来ない事なのかもしれないけれど
この国にも確実に危険が迫っている。

私益の為に無差別に傷つけ合う事は全否定するが、
自らを守る為に戦う事は必要なのではないか。

彼はそんな普段皆が避けがちな問題に向き合わせてくれた。


話は飛ぶが、シリアの反政府デモ発生から約半年。
彼の国での言論統制の厳しさ故、内政に関するような
デリケートな話題は自重していた事もあり
彼をはじめ、シリアの人々が現アサド政権に対して
どのような思想を持っていたのかはわからない。
ただ、現時点でデモの弾圧による犠牲者が
2600人に達したという事実を聞くと不安は拭えない。


彼は無事なのだろうか。
世話になったシリアの人たちはみなどうしているのだろうか。

皆に平安がありますように。

9/01/2011

諸行無常

この一年、心身公私共々に色々ありすぎて、
恐らく自分の寿命は大幅に削られただろう。

まあ生に対する頓着はもともとあまりないのだけれど、
そんな絶望的状況を経験した結果、
このままのたれ死んでいく前に
自分がこの世界に存在した印みたいなものを残す事も
悪くはないのかなと思うようになった。

このブログをはじめ、web上に己を晒していくことは
マスターベーションの境地だと思うけれど、
手前味噌ながら自分が晒しているコンテンツ毎で
意外と更新のリクエストが多かったのも事実で
それならば全部まとめちゃおうかなってな具合に
以下にそれらを集約させてみた。

http://flavors.me/yoshitakahoshi

あくまでバラバラだったものを集約させただけなので
内容的には今までと変わらずですが、
密度を上げた分、精進していかなければなと思う次第であります。
そしてもう一つ、これからは本名を名乗っていきます。
ハイリスクを背負ってハイリターンを得られればと期待します。
げん担ぎの意味合いも込めて。

諸行無常 是生滅法 生滅滅已 寂滅為楽

平成23年9月1日
およそ1年間の茶番劇は終わりました。

新たなスタート。

これからもよろしくお願いします。